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日帰り定食

 ボクなりに、岸和田の住み心地のよさは交通の便にあると思っている。関西空港が、会社からも自宅からも30分とかからずたどり着ける距離にあるおかげで、ちょっとした国内出張は日帰りが原則。東京行きも、福岡行きも、早朝便と最終便は伊丹よりも関空が充実している。1日を長く使える。

 マイエアポート関空へと続くハイウェイ阪神高速湾岸線。国内線なら離陸1時間前に出れば、会社からでも自宅からでも楽勝の計算だ。ちなみに同じ高速を北へ走れば、大阪市内にも30分ほどで到達する。

 国際線でも時差の少ない国ならば往きも帰りも夜行便が好みだ。航空券がホテル2泊分を含んでいると、いいように勝手解釈する。目が覚めれば目的地、目が覚めれば帰国。どこでもドアはないが、どこでもマクラがあるかのように熟睡できるおかげでもある。

 インドネシアには、現地ゼロ泊で訪問することがたまにある。滞在時間が実質半日でも、対面でないと得られないチャンスを掴んで帰ってくるのに違和感はない。

 台風21号の影響で9月4日に関空の連絡橋にタンカーがクラッシュした直後、そんな便利な窓口が封鎖された。人工島に閉じ込められたわけでもないのに、逆に閉めだしをくらったような錯覚にとらわれた。停電を含めた被災からの復旧に集中していたこともあったのだが、実際、何週間も岸和田から出ることがなかった、というかできなかった。

関空連絡橋.jpgのサムネイル画像 そんな関空は、台風直後に脆弱な空港と揶揄されたのも束の間、奇跡的なスピードで瞬く間にアクセスを回復させた。連絡橋の傷んだ部分を切り取って持ち上げる海上クレーンのスケールにはかなり驚かされた。さらには残された片側車線を対面通行とした、すばやい復旧工事には感服。環境の劣化をあっという間に飲み込み、乗り越えてしまうさまは、マジックのようにすら感じた。ただの偶然だろうが、9月4日は関空開港記念日でもあったことを思い出した。

 インバウンドの外国人を招き入れるだけが取り柄ではないだろう。関空を最大限に生かし、世界にもっとも近い城下町岸和田よ、もっと栄えよ。そしてボクはというと、悩みながらも、動く。無駄遣いと気にかけず、動く。ミスタイプではない、「日帰り定食」にはいろんなメニューが詰まっている。