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折り返し点

 おかげさまで、先ごろ54歳の誕生日を迎えたさせていただいたところ、赤いチャンチャンコの還暦から9合目と気づきました。二人の娘はまだまだ独身ながら、まさかのおじいちゃんになる日は近づいているのでしょうか。

 年齢はひとつの符号に過ぎず、何年生きてきたかは数えられるけど、あと何年生きられるかを知ることはできません。ならば人生の計画を立てたり、見直したりするとき、いくつから逆算するのが正しいのでしょうか。きっと正解などないから、いっそ大真面目に、108歳まで生きる自分をイメージしてみると、1973年の創業から数えて百年目。まずは百年企業を目指し、そこから逆算したら、54歳はちょうど折り返し点になります。
             
 登山家にとって頂上は折り返し点で、出発点に戻ることこそがゴールなのだと聞いたことがあります。昨今の喧騒な他のニュースにかき消されてしまいましたが、登山家栗城史多氏の偉業達成を目前にした遭難は大きなショックでした。昨年、講演会でその生き様を聴いて感銘を受け、凍傷で九本の指を失った手と握手をさせてもらった感触はまだ僕の手に残っているというのに。

 あらためて、今の自分は人生の何合目? まだやるべきことは山のようにあるのに、残りの時間は保証などされていない。ここ半年ほどの間に、懸案の答えがいくつか出始めて思うのは、これはいったいいつやり始めたのかと。さらには、いつやろうと決めたのかということです。そして、「もっと早くに達成できなかったのかなあ」としばし反省。

 本当にやりたいことは、それらを手に入れてから始まることを思えば、もっとスピードを上げていいのでしょう。リスクをとって決心し、実行に移さなければ結果はでないのだから、ここからの熟考は逡巡であってはならないと思うのです。

 それにしても、世界的に大成功している若者のスタートは早い。卓球、将棋、野球にフィギュアスケート。そして音楽や演劇も。幼少期にリスクをとってすべてを打ち込んだ人達を讃えても、羨むのはやめよう。むしろ人生で今が一番若いことを自覚して、今日を懸命に生きようと。

 「行くも行かぬもどうせ最後は自分なんだ。わかっちゃいるけど、誰かにすがりたい。標識を失いながら、さまよう悲しき青春。言葉が拙いだけです、どうかわかってくれよと。間違いだらけの空に、死にかけた青春が一匹飛んでゆく」。長渕が、TOKIOに捧げた歌「青春」が清々しく響いています。

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